最近、格安SIMの中で注目を集めているのイオンモバイル。
業界最安級!と謳うだけあって、キャリアでは考えられない格安のプランが人気となっています。
しかし実は、通信速度が遅いことでも注目を集めてしまっています。
事実、既にイオンモバイルを検討している人の中にも、実際に使い物にならなくて困っているという方が多くいます。
そこでこのページでは、
- 他MVNOと比較したイオンモバイルの通信速度
- 時間帯ごとの平均通信速度
- イオンモバイルのメリット
- 速度が速いおすすめのMVNO
などを含めて、ご紹介していきたいと思います。
イオンモバイルの通信速度はどのくらい?
「イオンモバイル=遅い」という汚名を払拭したいところですが、まず始めに、イオンモバイルと他MVNOの通信速度を比較していきたいと思います。
イオンモバイルと他MVNOの速度比較
他のMVNOと比較すると非常に遅く見えますよね。
しかし、ウェブページを閲覧するには1.5Mbps~2Mbpsあれば十分と言われているので「遅すぎる!」と嘆くほどではなさそうです。
上り(Upload)
メールを送る・SNSに投稿するなど自分が発信すること
下り(Download)
動画を視聴する・ウェブページを閲覧するなど、インターネットから情報を得ること。
イオンモバイルの時間帯別通信速度(平均)
ダウンロード | アップロード | |
朝(9:00~10:00) | 27.2Mbps | 15.4Mbps |
昼(12:00~13:00) | 0.9Mbps | 5.4Mbps |
夜(17:00~18:00) | 2.0Mbps | 6.2Mbps |
⇒ 2018年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査
う~ん…。安定した速度が出ているとは言い難いですが、格安SIMならこんなものでしょう。
この結果を見る限り、朝と夜の時間帯はUpload/Download共にそこそこ快適に使えそうですね。
よく動画を見たりゲームをする人には厳しい速度かもしれませんが、普段使い(SNSやネットサーフィン)であればそこまで問題なさそうです。
しかし、少し気になるのがお昼の時間帯。
アップロードの速度は5.4Mbps出ているため、LINEのやり取りやSNSへの投稿に関しては、遅すぎて困るほどではなさそうですね。
ただ、ダウンロードの速度が1Mbpsを切っているので、ランチのお店を調べるなどのネットサーフィンには少々イライラしそうです。
実際にイオンモバイルを使っている人の口コミ
ではここで、実際にイオンモバイルを使っている人の口コミも見ていきましょう。
さて今度はMVNOの変更を検討しなくては。イオンモバイルは6Gで2180円(無料通話なし)だがとにかく遅い。おかんがほぼブラウザ使わんのにソフトバンクで7G入ってるからかわってほしいわ #イオンモバイル #ソフトバンク
— ビッグポエム (@im0y0ukan) 2018年9月25日
イオンモバイルって混んでない時は思ってたより速いのね pic.twitter.com/gBLUur1vUV
— とんがり (@Tongari_gadget) 2018年9月22日
イオンモバイル契約した時に速度測ったら下り4メガくらい出てたけど今日は1メガちょいしか出てないな。。
アップロードはそこそこ速いしSNSする分には問題ないけど、もちょっと帯域確保してほすぃのう( ❛ω❛) pic.twitter.com/LpH1HoPTQu— はるけん (@haru_ken) 2018年7月25日
「遅すぎる!」
「意外と速かった!」
「なんとか耐えられるスピード」
と様々な意見が見られましたが、
「速くて大満足!」
といった意見は、私が見た限りほぼありませんでした。
イオンモバイルの速度に関しては、多少の妥協が必要かもしれませんね・・・
もっと口コミが見たい!
という方は、こちらも参考にしてみてください。
⇒ 価格.com-イオンモバイルの評判・利用レポート
※価格.comの公式サイトへ飛びます。
速度に関してはあまり評判の良くないイオンモバイルですが、実は他MVNOにはない魅力がたくさんあるんです。
イオンモバイルはバランスの良い格安SIM事業者
イオンモバイルには、以下の3つのメリットがあります。
- 29種類から選べる料金プラン
- 解約金がかからない
- 初期設定済みですぐに使える
29種類から選べる料金プラン
イオンモバイルでは、全29種類の豊富なプランの中から、ご自身の用途に合うものを選ぶことができます。
以下、月額の料金プラン一覧です。
|
データプラン (ネットのみ) |
シェア音声プラン (SIMカード5枚まで発行可能) |
|
500MB | 1,130円 | ||
1GB | 1,280円 | 480円 | |
2GB | 1,380円 | 780円 | |
4GB | 1,580円 | 980円 | 1,780円 |
6GB | 1,980円 | 1,480円 | 2,280円 |
8GB | 2,680円 | 1,980円 | 2,980円 |
12GB | 3,280円 | 2,680円 | 3,580円 |
20GB | 4,680円 | 3,980円 | 4,980円 |
30GB | 6,080円 | 5,380円 | 6,380円 |
40GB | 7,980円 | 7,480円 | 8,280円 |
50GB | 10,800円 | 10,300円 | 11,100円 |
解約金がかからない
イオンモバイルでは、キャリアでは当たり前の解約金がかかりません。
期間の制限なく、いつでも乗り換えることができます。
「失敗したらいやだな…」
という方は、simだけ購入してお試し程度に使ってみてもいいかもしれませんね!
初期設定済みですぐに使える
届いたときに複雑な設定なしですぐに使えるのはとても便利ですよね!
イオンモバイルでは、端末も一緒に購入する場合、初期設定はイオン側がしてくれています。
設定が面倒、複雑で分からない、という方におススメです。
イオンモバイルに向いている人・向いていない人
他MVNOにはないメリットがあるとは言え、イオンモバイルにも向いている人と向いていない人がいます。
向いていない人に当てはまるのであれば、この際乗り換えを検討してみてもいいでしょう。
向いている人 | 向いていない人 |
とにかく毎月のスマホ料金を安くしたい人 | 速度が確保されるなら多少料金は高くても構わない人 |
お昼時にスマホを使わなくても平気な人 | みんながスマホを使う時間帯によくスマホを使う人 (朝8:00~9:00 / 昼12:00~13:00) |
上記のとおり、回線が混み合う朝や昼の時間帯にあまりスマホを使わない方であれば、通信速度はそこまで気にならないと思います。
また、「シェア音声プラン」では最大5枚までSIMカードを作ることができるので、家族全員でシェアしてスマホ料金を抑えたい方にもおススメです。
対して、回線が込み合う時間帯によくスマホを使う方・料金よりも速度を重視する方は、イオンモバイルには向いていないと思います。
毎日ストレスを感じてしまうのなら、いっそのことサブブランドであるUQモバイルやY!mobileに乗り換えてしまった方がいいでしょう。
イオンモバイルでストレスを感じる人は、サブブランドがおすすめ
UQモバイルやY!mobileも格安SIMと扱われることが多いですが、実は、格安SIMとは全く別物です。
格安SIM事業者が、ドコモなどの大手キャリアから回線を借りて独自で運営しているのに対し、UQモバイルやY!mobileは、それぞれau、ソフトバンクのグループ会社として運営しています。
格安SIM事業者が赤の他人であれば、サブブランドは親戚くらいの関係性なんですね!
ちなみに、料金や速度はこんな感じです。
大手キャリア > サブブランド > 格安SIM
(速度:速い ⇔ 遅い)
大手キャリア > サブブランド > 格安SIM
上記のとおり、サブブランドは料金面でも速度面でも、大手キャリアと格安SIMの間の立ち位置になります。
”スマホ料金を安くしたいけど速度も落としたくない”という方にぴったりなのです。
ちなみに、UQモバイルでは「ファミゼロ学割」というお得なキャンペーンが実施されていますので、現時点ではUQモバイルの方がおススメです。
イオンモバイルは、速度面である程度の妥協が必要
いかがでしたでしょうか。
「イオンモバイルが遅い!」ということを強調しすぎてしまったため、「イオンモバイルってあんまり良くないんだ・・・」というネガティブな印象を持ってしまった方もいるかもしれません。
しかし、イオンブランドという安心感や料金の安さなどを考慮すると、少し速度が遅くても平気!という方には非常におすすめの格安SIMです。
イオンモバイルへの乗り換えを検討している方は、デメリットもきちんと理解した上で正しい判断をしていただければと思います。
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