「海外旅行先でもスマホを使いたい!!」それはもちろん、そうですよね。
- 「安全のために常に使えるようにしておきたい」
- 「旅行先で撮った楽しい写真を直ぐにインスタグラムにアップしたい」
- 「日本にいる友人や家族とゆっくり電話したい」
- 「グーグルマップで現在地を確認したい」
- 「普段チェックしているサイトを、旅行先でも欠かさず見ていたい」
などなど、人によって海外旅行先でもスマホを使いたい理由は様々でしょう。
でも、「海外で通信をしたら、ウン百万円の請求が来た」とか、嘘か本当かは分からないけど、怖い情報も耳にしますよね。
では海外旅行先で、スマホを安く賢く使うためにはどうすればいいのでしょうか?
その答えは、「SIMフリー端末+現地のSIMカード」にあります。
今記事では、海外旅行先でも便利に使えるオススメの格安スマホをご紹介します。
でもその前に、海外でスマホを使う方法から、簡単に説明していきたいと思います。
事前情報! そもそも海外でスマホを使うにはどうすればいいの?
海外旅行におすすめのSIMフリー端末を紹介する前に、そもそも海外でスマホを使う方法には、主にどんなものがあるのかを説明します。
- 国際ローミング
- 渡航先で使える携帯電話のレンタル
- SIMフリー端末+現地のSIMカードを合わせて使う
海外でスマホを使うには、主に上記3つの方法があります。
今のスマホをそのまま使える国際ローミング
国際ローミングとは、海外の通信事業社と提携することで、国内SIMカードを入れたままの端末を海外でも使えるようにするサービスです。事前申し込みが必要なプランもあれば、国内でパケット定額プランに加入している場合、事前申し込みは不要というプランもあります。
~三大キャリアの国際ローミングサービス~
- auの国際ローミング「グローバルパスポート」
- Docomoの国際ローミング「WORLD WING」
- Softbankの国際ローミング「世界対応ケータイ」
※料金形態や、対応する国についての詳細は、各サイトをご参照ください。
また各社MVNOでも、この国際ローミングに対応しているところが多いです。
~国際ローミングに対応しているMVNO社の例~
→ DMMmobileの公式サイトを見てみる→U-mobileを見てみる
→ Biglobe SIMの公式サイトを見てみる
→ LINEモバイルの公式サイトを見てみる
→エキサイトモバイルを見てみる
→ UQmobileの公式サイトを見てみる
→ mineoの公式サイトを見てみる
→ IIJmioの公式サイトを見てみる
……etc
ただ、MVNOの国際ローミングは、基本的には音声通話のプランのみが存在し、データ通信は出来ませんので注意が必要です。
国内SIMを国際ローミングしてそのまま海外でも利用するデメリットは、基本的に料金が割高であることです。
海外事業社へ支払う通信量が上乗せされるため、日本で使うよりも割高になるのですが、海外パケット放題プランなら、高いと1日3,000円程度かかってしまいます。
海外に3日滞在すれば、9,000円にもなる計算。これはちょっとイタイかも・・・・・・。
また、海外ローミングをオンにして、パケット放題の対象外となる現地のキャリアにつながる可能性もゼロではなく、思いがけず高額な料金を請求されてしまうかもしれません。
国際ローミングは手軽ではありますが、お金のかかる方法と言えるでしょう。
ネットや空港のカウンターで海外回線の使えるスマホをレンタル
インターネットで事前に申し込んだり、当日国際空港のカウンターへ行くことで、海外回線が使えるスマホをレンタルすることが可能です。
<参考サイト>
海外用携帯レンタルサービス | 海外WiFiレンタル【JAL ABC】
上記サイト「JALエービーシー」のサービスは、海外でも使えるスマホを1日のレンタル料(250円)+通話料で借りられるサービスです。
例えば、アメリカで4日間、スマホをレンタルして、その間10分通話した場合、
◆4日間(250×4)のレンタル料1,000円+10分間(220×10)の通話料2,200円=計3,200円(1日あたり800円)
の計算となります。ただしこれは、通話プランのみの金額です。
※その他対応している国、国ごとの通話単価については公式サイトをご確認ください。
使い方にもよりますが、国際ローミングより安く済むパターンも多いです。
ただ、任意の保険に入ると更に費用が上乗せされること、さらに短期間にデータ通信を行うと通信が制限される可能性があることなどが、注意点です。
「JALエービーシー」の端末なら、データ通信が行えるプランもあるようですが、他社ではそもそもデータ通信が行えない端末の貸し出ししか行っていないところもあるようです。
SIMフリー端末を持っていき、現地のSIMカードを入れる
さて、ずいぶん前置きが長くなってしまいましたが、海外旅行先でもいつも通りにスマホを使って、最も安く済む方法は、SIMフリー端末を持っていき、現地のSIMカードを入れる方法です。
アメリカなどで使えるプリペイドSIMカード「AT&T」は、6GBのデータ+通話無制限+SMS無制限で45ドル。利用期間は1ヵ月です。
45ドルは、2017年6月中旬現在の換算で約5000円です。
「え!? 普通に高い!!」という意見もあるかと思いますが、利用期間が1ヵ月であることを考えると、そうでもないのです。
もちろん行く国によって差はありますが、海外旅行の平均滞在日数は4日以上が旅行者全体の85%と言われています。
では仮に、5日間アメリカに滞在したとしましょう。
1日あたり | 5日間で | |
---|---|---|
国際ローミング(Sottbank海外パケット放題) | 2,980円 | 14,900円 |
携帯電話レンタル(JALABC・データ通信アリ・保険つき) | 1,160円 | 5,800円 |
SIMフリー端末に現地SIMを入れる(AT&T・6GBプラン) | ナシ(1ヵ月契約のため) | 5000円 |
いかがでしょう?
上記の表で分かるように、海外への滞在期間が長ければ長いほど、SIMフリー端末にSIMカードを入れて使うことがお得なのです。
お手持ちのスマホが、SIMフリー端末であるなら、ぜひ検討していただければと思います。
海外旅行におすすめのSIMフリー端末をピックアップ
大変、前置きが長くなってしまい申し訳ありません!
ここからはいよいよ本題の海外旅行におすすめのSIMフリー端末を紹介したいと思います。
1.Huawei P9 lite
定価:2万2000円(税抜)
~Huawei P9 liteが海外旅行先でもオススメな理由~
- デュアルSIM(SIMカードを入れる所が2つ)なので、入れ換えが面倒くさくない
- 対応周波数(Band)が充実していて、海外でもデータ通信が繋がりやすい
3万円以下の格安スマホの中では、最も高性能な部類に入るHuawei P9 lite。
デュアルSIMなので、現地のSIMカードと、国内SIMを”入れ換える”必要はなく、空いている方のスロットに現地SIMを挿しこめばいいだけです。
国内での使用はもちろん、海外での使用も考慮に入れているなら、オススメです。
~Huawei P9 liteを取り扱うMVNO会社の例~
→OCNモバイルを見てみる → 楽天モバイルの公式サイトを見てみる2.ASUS ZenFone3 Laser
定価:2万7800円(税抜)
~ASUS ZenFone3 Laserが海外旅行先でもオススメな理由~
- デュアルSIM(SIMカードを入れる所が2つ)なので、入れ換えが面倒くさくない
- 見たままを美しく撮る「オートレーザーフォーカス機能」があるので旅先の写真を美しく残せる
ASUS ZenFone3 Laserも、Huawei P9 liteと同様、SIMカードを入れるところが2つあります。スマホの設定で、国内SIM・現地SIMの切り替えを行うことができます。
また、ASUS ZenFone3 Laserはカメラに「オートレーザーフォーカス機能」がついていることも特長です。
海外旅行先では、すべてが目新しいもの。気になるモノがあれば、サッとスマホを構えて写真を撮りたくなりますよね。
ASUS ZenFone3 Laserは、約0.03秒の高速で、自動で焦点を合わせてくれるので、まさに”見たままの世界”をとらえることが出来るのです。
~ASUS ZenFone3 Laserを取り扱うMVNO会社の例~
→ Biglobe SIMの公式サイトを見てみる → DMMmobileの公式サイトを見てみる
いかがでしたか?
今からSIMフリー端末を探される方で、「国内ではもちろん、海外旅行先でも快適にスマホを使いたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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