”auスマホのまま格安SIMに乗り換えたい”
”毎月のスマホ料金を安くして他のことにお金を使いたい”
と考えている方の中には、どの格安SIMがいいんだろう…と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
このページでは、au系格安SIM7社を徹底比較しおすすめの格安SIMをご紹介していきます。
項目別に比較するため、重視する項目に合わせて最適な格安SIMを選ぶことができますよ。
auユーザーの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
結論|目的別のおすすめ格安SIM
はじめに、今回比較するau回線系格安SIM7社は下記のとおりです。
- BIGLOBEモバイル
- IIJmio
- mineo
- QTモバイル
- UQモバイル
- イオンモバイル
- 楽天モバイル
コマーシャルでよく見る格安SIMや、あまり聞いたことがない格安SIMなど様々ですよね。
結論から言うと、”コレ!”と目的がはっきりしている方は以下の格安SIMを選べば間違いありません。
- スマホ料金をとにかく安くしたい人…イオンモバイル / mineo / QTモバイル
- キャリア並みの通信速度を求めている人…UQモバイル一択
- 端末をセット購入したい人…楽天モバイル / IIJmio
とは言え、これを見ても決められない方や色々な要素を検討した上で決めたい方は、ぜひこの先も読み進めてほしいと思います。
au回線系格安SIM7社のそれぞれの特徴
比較する前に、今回ご紹介する格安SIM7社の特徴をそれぞれ見ていきましょう。
※比較だけ見たい!という方は、この項は飛ばしてください。
BIGLOBEモバイル|根強い人気・信頼度の高い格安SIM
BIGLOBEモバイルは、ビッグローブ株式会社が運営する格安SIMです。
同社が運営するBIGLOBE光も有名ですよね!
さて、そんなBIGLOBEモバイルの強みは「安定した通信品質」だということ。
通信品質に関してはユーザー間でも定評があり、回線が混み合う時間帯でも快適に利用することができます。
では、その他のメリットも見ていきましょう。
- 月額480円のエンタメフリーオプションで動画・音楽サービスのデータ消費がゼロ
- 国内通話料金が9円/30秒と最安値
- 音声通話SIMなら初期費用無料
IIJmio|老舗の通信事業者・ユーザー想いの格安SIM
IIJmioは、老舗の通信事業者・IIJが運営する格安SIMです。
そんなIIJmioの強みは「確固たる技術力」と“そこまで公開するの?”と驚くレベルの「情報提供」。
例えば、低速通信時もデータ読み込みの最初だけ通信速度が速くなる「バースト機能」。
意外と難しい技術が必要なのですが、この機能を最初に取り入れたのはIIJmioなんです。
そして、IIJmioのエンジニアが運営するブログ(てくろぐ)では、格安SIMの今後の動向や通信技術について知ることができますよ!
他にも以下のようなメリットがあります。
- 約30種類のAndroidスマホの取り扱いあり
- 新機種への対応がとにかく早い
- ファミリーシェアプランでSIMカードを最大10枚まで発行できる
mineo|顧客満足度No.1の格安SIM
mineoは、ケイオプティコムが運営する格安SIMです。
街中の広告で見かけたことがある人もいるのではないでしょうか?
そんなmineoの強みは、「他の格安SIMにはない独自のサービス」。
mineoユーザーが交流できるコミュニティサイト「マイネ王」やmineoユーザー間でパケットをシャアできる機能など、ユーザー目線で考えられたサービスが多数揃っています。
その他のメリットは以下のとおりです。
- 500種類以上の端末の動作確認済み
- 「フリータンク」で毎月1GBまでデータ量がもらえる
- 全国200以上の連携店舗で手厚いサポート
QTモバイル|マルチキャリアで最安水準を実現した格安SIM
QTモバイルは、九州電力グループの通信会社・QTnetが運営する格安SIMです。
あまり知名度は高くありませんが、最近は川口春奈さんを起用したコマーシャルもあるようですよ!
さて、そんなQTモバイルの強みは「料金の安さ」。
6GBのデータ量が12ヵ月間990円で利用できるなど、キャリアでは考えられない料金プランを提供しています。
また、BBIQ会員であればキャッシュバックサービスでさらにお得に利用することができます。
では、その他のメリットも見ていきましょう。
- ドコモ・au・ソフトバンクに対応するマルチキャリア
- 無制限のかけ放題オプションが月額2,500円
- 月額500円で5台まで補償可能な「端末保証サービス」
UQモバイル|圧倒的な通信速度が魅力の格安SIM
UQモバイルは、auユーザーにはお馴染みのKDDIグループが運営する格安SIMです。
深田恭子さん・多部未華子さん・永野芽衣さんの3姉妹を起用したCMも有名ですよね!
ご存知かもしれませんが、UQモバイルはとにかく通信速度が速いことで定評があります。
キャリア並みと言うと言い過ぎかもしれませんが、回線が混み合う時間帯でも快適に利用できるでしょう。
通信測度を重視するならUQモバイル一択です。
その他のメリットはこちら。
- キャリアと同じようなかけ放題プランが付いている
- 格安SIMでは利用できないキャリアメールが使える
- 「ファミゼロ学割」で基本料金が3ヵ月0円
イオンモバイル|ぴったりのプランが見つかる格安SIM
イオンモバイルは、あのイオングループが運営する格安SIMです。
イオンを利用している方なら、何となく親近感が湧くのではないでしょうか?
そんなイオンモバイルは、選べるデータ量が豊富です。
超ライトユーザー向けの500MBから家族でシェアできる50GBまで、計29種類ものプランが用意されています。
auを利用していてデータ量が余ってしまった経験がある方にぴったりですね!
では、その他のメリットも見ていきましょう。
- 最低利用期間や解約金が一切なし
- 全国のイオン200店舗以上でサービスが受けられる
- セット端末が初期設定済みですぐに使える
楽天モバイル|楽天ユーザーに全力でおすすめしたい格安SIM
楽天モバイルは、あなたもご存知の楽天が運営する格安SIMです。
家電量販店で見かけたことがある方もいるのではないでしょうか?
ちなみに、もしあなたが楽天ユーザーなら、楽天モバイルを全力でおすすめします。
なぜかというと、楽天市場でのお買い物ポイントが常に2倍になるからです。
もちろん、楽天モバイルの利用で楽天スーパーポイントも貯まるため、効率的に節約することが可能です。
その他のメリットはこちらです。
- 格安SIM市場でシェアNo.1
- セット購入できる端末が豊富、しかも安い
- 全国の楽天モバイルショップでサポートが受けられる
格安SIMを選ぶ上で比較すべき3つの項目
それぞれの格安SIMの特徴が分かったところで、さっそく比較していきましょう。
今回比較する項目は大きく分けて下記の3つ。
- 月額料金
- 通信速度
- サービス内容
比較を見る前に、この3つの中でどの項目を一番重視するのか?を考えておいてください。
もちろん、格安SIMを選ぶ時点で「月額料金を下げること」が最優先だと思います。
しかしその上で、”とにかく最安値!”なのか、”安くてもある程度のサービスは欲しいよね…”なのか、「許せる妥協点」を探すことが非常に重要ですよ。
では、次項から項目別の比較を見ていきましょう。
月額料金の安さ|短期利用:QTモバイル / 長期利用:mineoかイオン
まずは、月額料金の比較です。
前提として覚えていて欲しいのが、格安SIMユーザーの平均月額料金は3,000円前後だということ。
では、7社の月額料金を一覧で見ていきましょう。
※最安値には黄色マーカーを引いています。
ご覧のとおり、QTモバイルがほとんどすべてで最安値を更新していますね!
しかし、注意してほしいのが、最安値で利用できるのは利用開始月から12ヵ月目までだということ。
つまり、13ヵ月目以降は金額が高くなってしまうのです。
一度格安SIMを試してみたい!という短期利用目的に方にとっては最適ですが、長期利用であれば、QTモバイルではなくmineoやイオンモバイルがおすすめです。
12ヵ月過ぎれば解約金なしでいつでも解約できるため、とにかくスマホ料金を安くしたい!という方は12ヵ月間目までQTモバイルを利用し、その後違う格安SIMに乗り換えるということもできます。
通信速度比較|UQモバイルが断トツで速い
次は、通信速度の比較です。
格安SIMを検討している方の中には、「格安SIM=遅い」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、回線が混み合う時間帯は、ほとんどの格安SIMで通信速度が遅くなる傾向があります。
”ほとんどの”と言ったのは、キャリアと同じくらいのスピードで利用できる格安SIMもあるからです。
では、さっそく見てきましょう。
参考元:格安SIMの通信速度:2019年3月12日(火曜日)
※QTモバイル・au回線のデータがなかったため、ドコモ回線の速度を参考にしています。
単位:Mbps | 朝(8時時点) | 昼(12:00-12:45) | 夜(17:30-20:30) |
---|---|---|---|
BIGLOBEモバイル(タイプA) | 11.26 | 2.07 | 10.72 |
IIJmio(タイプA) | 2.29 | 0.4 | 1.72 |
mineo(auプラン) | 1.17 | 1.3 | 18.0 |
QTモバイル(ドコモ回線) | 1.59 | 0.34 | 1.29 |
UQモバイル | 26.17 | 24.25 | 28.78 |
イオンモバイル(タイプ1・au) | 0.8 | 0.36 | 0.96 |
楽天モバイル(au回線) | 2.02 | 0.43 | 1.85 |
※一番速い速度に黄色マーカーを引いています。
上記のグラフは、回線が混雑しやすい時間帯の平均通信速度(下り)です。
こうして見ると、やはり、KDDIグループであるUQモバイルの通信速度が断トツで速いですね。
回線が混み合う朝やお昼時であっても、20Mbps越えとキャリア並みの通信速度となっています。
一方、IIJmioやmineo・イオンモバイルは”もう少し頑張ってほしい…”と言ったところでしょうか。
では、どのくらいの速度があればいいのか?というと…
- 動画などの大きいデータも含めすべて快適に利用したいなら10Mbps
- LINEやメールなどの軽いデータでそこそこ快適に利用したいなら最低1Mbps
といったところです。
ちなみに、上記の中でどの時間帯でも1Mbpsを超えているのは、BIGLOBEモバイル・mineo・UQということになります。
中でもUQモバイルは断トツなので、キャリア並みの快適さで使いたいならUQモバイル一択です。
サービス内容比較|充実したサービスはUQもしくは楽天
最後に、サービス内容の比較です。
初期費用やテザリング対応など、全部で10項目あります。
では、さっそく見ていきましょう。
au回線 | BIGLOBEモバイル | IIJmio | mineo | QTモバイル | UQモバイル | イオンモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|---|---|---|
対応キャリア | ドコモ au |
ドコモ au |
ドコモ au ソフトバンク |
ドコモ au ソフトバンク |
au | ドコモ au |
ドコモ au |
初期費用 | 3,394円(3GB以上なら無料) | 1円(2019/5/8まで) | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,406円 |
SIM発行手数料 | 406円 | 230円 | 230円 | ||||
最低利用期間(音声通話SIM) | 12ヵ月 | 12ヵ月 | 12ヵ月 | なし | 24ヵ月 | なし | 12ヵ月 |
解約違約金 | 8,000円 | (12ヵ月ー利用開始月を0カ月とした利用月数)×1,000円 | 9,500円 | 12カ月以内にMNP転出する場合:11,500円 | 9,500円 | 90日以内にMNP転出する場合:15,000円 | 9,800円 |
支払い方法 | クレジットカード(データ専用SIMは口座振替も可) | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード 口座振替 |
クレジットカード | クレジットカード デビットカード 口座振替 楽天スーパーポイント |
国内通話料 (専用アプリ) |
9円/30秒 | 10円/30秒 | 10円/30秒 | 15円/30秒 | 20円/30秒 | 20円/30秒 | 10円/30秒 |
取り扱い店舗数 | 190店舗 | 1,000店舗以上 | 224店舗 | 5店舗 | 2,700店舗以上 | 200店舗以上 | 180店舗以上 |
テザリング対応 | 参照 | 参照 | 参照 | 参照 | 参照 | 参照 | 参照 |
動作確認済み端末 | 参照 | 参照 | 参照 | 参照 | 参照 | 参照 | 参照 |
公式サイト | BIGLOBEモバイル | IIJmio | mineo | QTモバイル | UQモバイル | イオンモバイル | 楽天モバイル |
初期費用無料・店舗数が多いなど、それぞれの格安SIMで様々な特徴が見られますね。
最も顕著なのは、「支払い方法」でしょうか。
ほとんどの格安SIMがクレジットカードにしか対応していない一方で、UQモバイルや楽天モバイルは口座振替にも対応しています。
クレジットカードを利用したくない方にとってはもってこいと言えるでしょう。
また、「取り扱い店舗数」も重要なポイントです。
契約時・契約後に直接相談できる場所があるだけで、安心感が変わりますよね。
これらを考慮すると、ほぼキャリアと同等のサービスを受けられるのはUQモバイル・そこそこのサービスを受けられるのは楽天モバイルと言えるでしょう。
まとめ|auユーザーならUQモバイルを選べば間違いない
au回線に対応している格安SIM7社を項目別で比較しましたが、結果を見ても分かるとおり、auユーザーならUQモバイルを選べば間違いありません。
デメリットとしては、キャリアと同じく2年縛りがあることくらいでしょうか…。
au利用時とほぼ変わらない通信速度で利用でき、店舗やサービスもほぼ変わりません。
しかも、月額料金は半額程度までには抑えられるでしょう。
ただし、半額じゃ足りない!もっと安くしたい!という方は、最安水準のQTモバイルやmineoなどを検討してもいいかもしれませんね!
※auから格安SIMへ乗り換える方法は、下記のURLを参照ください。
⇒ 【auユーザー必見】auから格安SIMに乗り換える手順
コメントを残す