格安SIMでLINEを利用する際に失敗しない方法

スマホを安く使いたい。そんなあなたには格安SIMがオススメ!

しかし、格安SIMでLINEを利用すると、三大キャリアで利用するときに比べいくつかのデメリットが生じることがわかってきました。どういうデメリットがあるのか、またその対処方をご紹介します。

格安SIMでLINEを利用する際のデメリット

「友だち検索」機能が使えない

LINEで友だちを追加するための方法はいくつかありますが、その中の友だち検索機能はほとんどの格安SIMでは使うことができません。友だち検索機能を使用するには年齢認証が必要ですが、ほとんどの格安SIMではこの年齢認証が出来ない為です。

対処法

2018年8月現在、格安SIMで年齢認証が出来るのはLINEモバイル社により提供されているLINEモバイルのみです。LINEモバイルはLINE、Twitter、Facebookなどの利用にデータ通信量がかからないカウントフリーになっており、LINEやSMSに特化した格安SIMと言えますが、LINEモバイル以外の格安SIMをご利用のユーザーには、友だち検索機能以外の以下の友だちの追加方法をご紹介します。

目の前にいる相手を友だち追加

・ふるふる

今、目の前にいる人をLINEで友だち追加したい、という場合2種類の方法があります。その一つが「ふるふる」機能です。ふるふる機能を利用する際は、位置情報を有効にする必要があります。

友だち追加画面で「ふるふる」のアイコンをタップし、相手にも同様にLINEを開き「ふるふる」アイコンをタップして貰います。「ふるふる」の画面が表示されている状態でお互いにスマートフォンを振ります。友だちのアカウントが表示されたらチェックボックスにチェックします。

・QRコード

目の前の相手を友だち追加する2つ目の方法が、QRコードです。

QRコードを読む

相手がQRコードを表示している場合、そのコードを読み取ることが出来ます。

まず、LINEの友だち追加画面に行き、「QRコード」のアイコンをタップします。「QRコードリーダー」が表示されるので、枠内に相手のQRコードを読み取らせます。

自分のQRコードの表示

自分のQRコードを表示し、相手に読み取って貰うこともできます。

QRコードを読むときの手順で「QRコードリーダー」画面を表示し、画面右下の「マイQRコード」ボタンをタップします。「マイQRコード」画面が開き、自分のQRコードが表示されるので、相手に読み取って貰います。

遠くにいる相手を友だち追加

・メールやLINEトークでQRコードが送られてきた場合

メールやLINEトークでQRコードが送られて来たが場合は、まず、ライブラリに保存します。次に、「QRコードリーダー」画面左下の「ライブラリ」ボタンをタップし、QRコード画像を選択します。

・自分のQRコードの送信

「マイQRコード」画面右上の下三角ボタンをタップします。

「共有」でLINEを選択し、送る相手を選ぶか、「メールで送信」で相手に送信します。

・LINEアカウントを持っていない人を招待

友だち追加画面で「招待」アイコンをタップします。

SMSまたはメールで招待する相手を選びます。

アカウント引継ぎをしないと登録情報が消える

現在使っているスマートフォンを格安SIMに乗り換える際、アカウントの引継ぎを行わなければLINEの登録情報が全てなくなってしまいます。

対処法

アカウントの引継ぎには、スマートフォンを乗り換える前に事前にメールアドレスの登録・またはFacebookアカウントの連携をしておく必要があります。

メールアドレスの登録

友だち画面を開き、左上の歯車のアイコンをタップします。

上から2番目の「アカウント」をタップ。アカウント画面が開くので上から2番目の「メールアドレス」をタップ。メールアドレスを入力し、登録します。

Facebookアカウントの連携

アカウント画面の上から4番目の「Facebook」アイコンの横の「連携する」をタップします。ダイアログボックスが表示されるので、「続ける」をタップします。「次へ」をタップします。

アカウント引継ぎ

スマートフォンを乗り換える際は、友だち画面の左上の歯車をタップし、設定画面上から4番目の「アカウント引継ぎ」をタップ、「アカウントを引き継ぐ」をONにします。36時間以内に乗り換えなければ、自動的にOFFに戻ります。

SMS非対応SIMでLINEを利用する際のデメリット

LINEは格安スマホのSMS非対応プランでも、Facebook認証でアカウント登録、使用することが出来ます。しかし、LINEを使うならSMS対応プランをオススメします。

SMS非対応プランでLINEを利用すると、以下のデメリットがあります。

LINE Outが利用できない

LINEアカウントを持っている者同士の間では「トーク」の中の無料通話で電話をかけることが出来ます。LINEアカウントを持っていない相手や固定電話には、LINE Outを使うことで電話をかけることができますが、このLINE Outは電話番号認証が必要なため、SMS非対応プランでは利用することができません。

格安SIMは通話料が高いことがネックになっていますが、このLINE Outは固定電話3円/分、携帯電話14円/分で通話が可能、また、LINE Out Freeでは固定電話相手なら一回3分、携帯電話相手なら一回1分、一日5回まで無料で通話できます。

LINE STOREが利用できない

有料スタンプやLINEゲーム内の仮想通貨、LINE Outのコールクレジット・プランなどを購入するために、LINEプリペイドカードやキャリア決済、電子マネーなどで支払いを行えるLINE STORが用意されています。

このLINE STOREを利用するにはLINEへの電話番号の登録が必要です。

友だち追加の機能が一部利用できない

「アドレス帳からの自動登録」や「友だちへの追加の許可」は、電話番号登録されていないと利用できません。

対処法

SMS対応プランに変更して下さい。

まとめ

格安SIMでLINEを利用する際は友だち検索機能を使えないというデメリットがあります。しかし、これはふるふるやQRコードで代用することができます。

格安SIMに乗り換える時は、事前にメールアドレスの登録、アカウントの引継ぎを忘れないようにしましょう。

LINEはデータ通信プランでも利用できますが、SMS非対応SIMではいくつかのサービスを利用できなくなるので、SMS対応プランをオススメします。

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