格安SIMの比較|音声通話SIMはどれを選ぶべき?5項目で徹底比較

この記事では、音声通話SIMの取り扱いがある格安SIM13社を徹底比較していきます。

比較するポイントは、下記のとおり。

  • 料金
  • 通信速度
  • かけ放題オプション
  • 取り扱い端末
  • サポート

どの格安SIMを選べばいいのか分からない!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

音声通話SIMとは

まず、音声通話SIMについて少し知識を入れておきましょう。

音声通話SIMとは、インターネットなどのデータ通信に加え、SMSや通話ができるSIMカードのことです。

音声通話SIMを契約すると、「090 / 080 / 070」から始まる電話番号を持つことができます。

ちなみに、格安SIM会社では「音声通話SIM」のほかに「SMS付きデータSIM」と「データ専用SIM」が提供されています。
※SMSはオプションとして提供されている格安SIMがほとんど

名前だけだとよく分からないため、3者ができることをそれぞれまとめていきたいと思います。

  • 音声通話SIM…「090 / 080 / 070」から始まる電話番号での通話・インターネット・SMS
  • SMS付きデータSIM…インターネット回線(050)を使った通話・インターネット・SMS
  • データ専用SIM…インターネット

このように、3者それぞれできることが異なっており、料金も上から順に「高い→安い」となっています。

「090 / 080 / 070」での通話と「050」での通話の違い

では、「090 / 080 / 070」から始まる電話番号と「050」から始まる電話番号は何が違うのでしょうか?

結論から申し上げますと…

  • 「090 / 080 / 070」は通話回線を利用した通話
  • 「050」はインターネット回線を利用した通話

です。

よく分からない…という方もいらっしゃると思うので、少し補足をしていきますね。

まず、通話回線を利用した通話は音声品質が非常に高いです。

電話をすると、相手と回線の帯域幅を占有した状態になります。

そのため、他に邪魔が入ることなく高い音声品質を保つことができるのです。

また、発信者側だけに通話料金が発生するのも「090 / 080 / 070」の特徴です。

一方、「050」などインターネット回線を利用した通話は、インターネットを利用する人と同じ回線を利用しています。

そのため、邪魔が入りやすく音声品質はそこまで期待できないでしょう。

また、発信者・受信者共に、通話をすればするほどデータ通信量を消費するというのもインターネット回線を利用した通話の特徴です。

さらに、「050」などの電話番号からは「100」や「110」などの緊急電話ができません。

ほとんど利用しないと思いますが、いざという時に電話ができないのは不便ですよね。

これらのデメリットはありますが、「050」の電話番号はとにかく安いです。

「050Plus」というアプリを利用すると、月額324円でかけ放題になります。

ここまで読んで”音声通話SIMじゃなくてもいいかも…”と思った方は、下記の記事も参考に。
格安SIMの比較|データ専用SIMはどれを選ぶ?12社の特徴を総ざらいしてみました 

格安SIMだと通話品質は悪い?

結論から申し上げますと、格安SIMだからと言って通話品質が劣ることはありません

なぜかというと、通話回線はキャリアと全く同じだからです。

下記の図をご覧ください。

このように、データ回線は帯域のみを借りているため、回線が混み合う時間帯は通信速度が遅くなりますが、通話回線はキャリアからそのまま借りています。

そのため、キャリア利用時と同じ通話品質で利用できるのです。

ただし、これはあくまで「090 / 080 / 070」から始まる電話番号の場合で、「050」等のデータ回線を利用した通話は品質が劣ります。

音声通話SIMのある格安SIM13社を徹底比較

では、どの格安SIMがいいのかさっそく比較していきましょう。

今回は、ある程度知名度の高い下記の13社を比較していきます。

  • 楽天モバイル
  • mineo
  • IIJmio
  • UQモバイル
  • DMMモバイル
  • イオンモバイル
  • BIGLOBEモバイル
  • U-mobile
  • LINEモバイル
  • DTI SIM
  • OCNモバイルONE
  • nuroモバイル
  • LIBMO

また、後悔しない格安SIMを選ぶ上で必ずチェックしてほしいのが「料金」と「通信速度」。

そして、頻繁に通話する方は「かけ放題プラン」も見ておきましょう。

では、それぞれ比較していきたいと思います。

料金比較:OCNモバイルONEがすべてのプランで最安値

はじめに、各社の料金比較です。

下記は、データ容量ごとの料金を記載しています。

音声通話SIM・料金プラン
※画像をクリックすると拡大します。

最安値を緑文字にしているのですが、こうして見るとOCN モバイル ONEがすべてのプランで最安値を更新していますね。

他格安SIMと比較すると数百円安くなっています。

ただし、選べるデータ量は3GB / 6GB / 10GB / 20GBの4プランのみで、月に3GBも使わない超ライトユーザーや、逆に20GB以上利用する超ヘビーユーザー向けのプランがありません。

では、プランが豊富な格安SIMはどこなのでしょうか?

それはずばり、イオンモバイルです。

超ライトユーザー向けの500MBから超ヘビーユーザー向けの50GBまで全11プランが用意されており、格安SIMでは珍しい4GBのプランも提供しています。

また、最安値とはいかないまでも全体的に低価格な料金設定です。

これらをまとめると、下記のようになります。

  • 選べるプランは少なくても、とにかく安く利用したい方:OCN モバイル ONE
  • そこそこ安く、自分の使用データ量にぴったり合ったプランを選びたい方:イオンモバイル

通信速度比較:UQモバイルが圧倒的に速い

次に、通信速度の比較です。

ここでは、一番差が出やすいお昼の時間帯(12:15~12:45)の平均速度を比較しています。

各社の通信速度は下記のとおりです。
※D=ドコモ / A=au / S=ソフトバンク(Mbps)

参考元:格安SIMの速度計測

UQモバイルが圧倒的に速そうですが、数字だけ見てもあまり良く分かりませんよね。

そこで、通信速度の快適度でまとめてみたいと思います。

通信速度 快適度 該当する格安SIM
0.5Mbps以下 ×
(速度制限時並み)
LIBMO
OCNモバイルONE
mineo(ドコモ)
IIJmio(ドコモ)
LINEモバイル(ドコモ)
イオンモバイル(タイプ1 / au)
イオンモバイル(タイプ1 / ドコモ)
IIJmio(au)
DMMモバイル(ドコモ)
0.5Mbps~0.9Mbps
(サクサク操作するのは無理だが少し待てば何とかなる)
mineo(ソフトバンク)
mineo(au)
BIGLOBEモバイル(ドコモ)
nuroモバイル(ドコモ)
nuroモバイル(ソフトバンク)
1Mbps以上
(大きなデータを扱わない限り問題ない)
楽天モバイル
LINEモバイル(ソフトバンク)
U-mobile
DTI SIM
BIGLOBEモバイル(au)
10Mbps以上
(キャリア並み)
UQモバイル

一般的に、1Mbps以上出ていれば普段使いで不便を感じることはないと言われています。

じゃあほとんどダメじゃないか!と思うかもしれませんが、上記の速度はあくまで一番回線が混み合うお昼の時間帯の通信速度です。

そのため、回線が混み合う時間帯にあまりスマホを利用しない、通話くらいしかしないという方であれば1Mbps以上出ていない格安SIMを選んでも大丈夫です。

ただし、8:30~9:00 / 12:00~13:00 / 17:00~18:00など回線が混み合う時間帯によくスマホを利用するのであれば、1Mbps以上出ている格安SIMを選ぶのが無難です。

キャリア別だと下記のようになります。

  • ドコモユーザー:楽天モバイル / DTI SIM
  • auユーザー:UQモバイル / BIGLOBEモバイル
  • ソフトバンクユーザー:LINEモバイル / U-mobile

かけ放題オプション比較:1回10分までが主流

ここで、頻繁に通話する人なら気になる「かけ放題プラン」も見ていきましょう。

キャリアでは当たり前のかけ放題プランですが、格安SIMでは1回〇分までかけ放題という条件付きのかけ放題プランが主流です。

では、それぞれの通話時間と月額料金を見ていきましょう。

  通話時間(無料時間) 月額料金
楽天モバイル 10分 850円
mineo 10分 850円
IIJmio 3分 600円
10分 830円
UQモバイル 5分 プランに含む(おしゃべりプラン)
月合計60分 / 120分 / 180分 プランに含む(ぴったりプラン)
DMMモバイル 10分 850円
イオンモバイル 10分 850円
BIGLOBEモバイル 3分 600円
10分 830円
月合計60分 600円
月合計90分 830円
U-mobile 10分 プランに含む(U-mobile SUPER)
LINEモバイル 10分 880円
DTI SIM 5分 780円
OCNモバイルONE 10分 850円
nuro mobile 10分 800円
LIBMO 10分 850円
かけ放題ダブル
(1回10分までの通話+上位3番号の通話料が無料)
1,300円

上記のように、「1回〇分まで」という規制の上で800円前後でかけ放題オプションを提供しているところが多いです。
※UQモバイルとU-mobileは、オプションではなくプランの中に含まれています。

また、UQモバイル・U-mobile・LIBMOは1回の通話が長い方にも対応していますね。

これらをまとめると下記のようになります。

  • 通話頻度:多い / 1回の通話時間:短い
  • ⇒ 「UQモバイル・おしゃべりプラン」「U-mobile SUPER」

  • 通話頻度:少ない / 1回の通話時間:長い
  • ⇒ 「UQモバイル・ぴったりプラン」「BIGLOBEモバイル・通話パック60 / 90」

  • 通話頻度:多い / 1回の通話時間:長い
  • ⇒「LIBMO・かけ放題ダブル」

取り扱い端末比較:IIJmio&楽天モバイルが豊富な品揃え

次は、取り扱い端末の比較です。

取り扱い端末は、格安SIMによってかなり異なります。

最新モデルを取り入れている格安SIM、少し古いモデルの取り扱いが多い格安SIMなど様々ですが、端末で選ぶならIIJmio楽天モバイルをおすすめします。

では、それぞれの取り扱い端末をチェックしていきましょう。
※ここでは、スマホ端末のみ記載しています。
※取り扱い端末がない格安SIMは省略しています。

取り扱い端末
※画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

ちなみに、右にいくにつれて取り扱い端末数が多くなっています。

こうしてみると、イオンモバイルが一番豊富な品揃えですね。

ただし、取り扱い端末は少し前のモデルが多いため、できるだけ新しいモデルが欲しい!という方にはおすすめしません。

また、ここには記載していませんが、イオンモバイルの端末代は他格安SIMと比較して割高です。

数は豊富ですが、数だけで選ぶと”欲しい端末がなかった…”と後悔するでしょう。

ではどこがいいのか?というと、Android端末が欲しい方にはIIJmioもしくは楽天モバイルがおすすめです。

どちらも新しいモデルを積極的に取り入れており、また、端末割引なども豊富です。

一方iPhone端末が欲しい方には、LINEモバイルmineoがおすすめです。

これらをまとめると以下のようになります。

Android端末:IIJmio / 楽天モバイル
iPhone端末:LINEモバイル / mineo

サポート比較:UQモバイルがキャリア並みのサービス

では最後に、サポート比較をしていきましょう。

「格安SIM=サポートが手薄」というイメージがありますが、中には手厚いサポートでユーザーから支持を受けている格安SIMもあります。

料金や通信速度も大事ですが、やはり何かあったときにすぐ対応してくれる格安SIMを選ぶことが大事です。

ここでは、MMD研究所の調査結果からサポートの充実さを見ていきたいと思います。

  問い合わせ対応の良さ サービスブランドの信頼性
1位 UQモバイル(52.7%) OCNモバイルONE(68%)
2位 Y!mobile(38.7%) UQモバイル(62.7%)
3位 mineo(38%) IIJmio(62%)
4位 LINEモバイル(36.7%) BIGLOBEモバイル(60%)
5位 イオンモバイル(34.7%) mineo(58%)

参考元:MMD研究所|2018年9月格安SIMサービスの利用動向調査

「問い合わせ対応の良さ」と「サービスブランドの信頼性」の2項目を見ると、どちらにもランクインしているのはUQモバイルとmineoですね!

特にUQモバイルは、auのサブブランドとしてKDDIが運営しているためキャリア並みのサポートを受けることができます

また、mineoも「マイネ王」などの独自のサービスでユーザーのニーズを汲み取っており、総合満足度では1位を獲得しています。

結局、どれを選べばいいの?

ここまでで、「料金」「通信速度」「かけ放題オプション」「取り扱い端末」「サポート」の5項目を比較していきました。

しかし、それぞれの項目でおすすめの格安SIMが異なり、結局どれを選べばいいんだっけ?と迷う方は少なくないと思います。

ということで、今までの項目を1~5でポイント化し、おすすめの格安SIMを見ていきましょう。

  料金 通信速度
(回線が混み合う時間)
かけ放題オプション 取り扱い端末の豊富さ サポートの充実さ 合計
楽天モバイル 2 4 3 5 3 17
mineo(D / A / S) 2 / 2 / 1 1 / 3 / 3 3 4 5 15 / 17 / 16
IIJmio 3 2 4 5 4 18
UQモバイル 2 5 5 3 5 20
DMMモバイル 4 3 3 3 3 16
イオンモバイル(D / A) 5 2 3 4 4 18
BIGLOBEモバイル(D / A) 3 3 / 4 5 3 4 18 / 19
U-mobile 3 4 4 1 2 14
LINEモバイル(D / S) 2 2 / 4 2 3 4 13 / 15
DTI SIM 4 4 1 1 10
OCNモバイルONE 5 1 3 2 4 15
nuroモバイル(D / S) 3 / 1 4 4 2 2 15 / 13
LIBMO 3 1 5 3 2 14

合計点の上位3位は、1位UQモバイル・2位BIGLOBEモバイル(au回線)・3位BIGLOBEモバイル(ドコモ回線)/ イオンモバイル / IIJmioとなりました。

ただし、これはあく合計点です。

重視する項目・妥協してもいい項目を考えながら最適な格安SIMを選んでくださいね!

1位:UQモバイルの公式サイトへ  
2位:BIGLOBEモバイルの公式サイトへ
3位:イオンモバイルの公式サイトへ
3位:IIJmioの公式サイトへ

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