Vaio Phone Bizは、ビジネスでガンガン利用できることを考えられた、「Windows 10 Mobile搭載」のハイスペックなSIMフリースマホ。
ビジネスシーンで利用できる理由は、Windows PCとの高い互換性にあります。
PCとのデータ共有だけにとどまらず、Word,Excel,PowerPointといったオフィスアプリなど快適に開けるスペックとなっているからです。
Vaio Phone Bizのスペック詳細
※Vaio Phone Bizのスペック表
OS | Windows 10 Mobile |
---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 617オクタコア 1.5GHz(クアッドコア)+1.2GHz(クアッドコア) |
メモリ(RAM) | 3GB |
容量(ROM) | 16GB |
バッテリー容量 | 2,800mAh |
サイズ | 約156.1mm×8.3mm×77.0mm |
重量 | 約167g |
通信速度 | LTE-Advanced 225Mbps LTE 150Mbps |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD (1080×1920ピクセル) |
カメラ | メイン約1,300万画素 / イン 約500万画素 |
カラー | シルバー |
SIMカード | スロット1 microSIM スロット2 nanoSIM |
Vaio Phone Bizの注目ポイント
最も注目すべきは、Windows 10 Mobile OSを搭載しているところです。
スマートフォンと言うと、Androidやi OSのiPhoneというイメージが強く、パソコンの様に使えないので、微妙に使い勝手が悪いと感じていた方も多いかもしれませんが、Vaio Phone BizはWindows OSを搭載しているパソコンと連携する事ができ、ビジネスシーンで最も利用されるであろうExcel,PowerPointなどのオフィスソフトを利用できます。
また、5.5inchのフルHDディスプレイなので大画面での操作性はビジネス利用されるソフトなどが利用しやすいといえます。
ハード面の利点はContinuum
ハード面でいうと、CPUのSnapdragon617は「Continuum」というWindows10からの、画面サイズなどに合わせたインターフェースで表示されるよう機能にも対応しています。
更に、「Continuum」の利点は、Vaio Phone Bizをテレビや液晶モニターなどに無線接続でキャストすることで、まるでPCの要なインターフェースになり、PCの様に利用できます。
スマホ片手にプレゼン。
こんなこともできるのです。
通信面の利点
通信面の利点は、「LTE-Advanced」となっており、「キャリアアグリゲーション」に対応しているため、最大通信下り速度が225Mbpsの高速通信が可能となっています。
キャリアアグリゲーションは2種類の電波を束ねて通信する技術の事で、ドコモ回線のLTEの通信速度は1本で最大112.5Mbpsとなっていますが、2本束ねて通信を同時にする事が出来るので、技術的には最大で225Mbpsの速度での通信が可能となっています。
ちなみに、こういった高速通信が生きるところは、データのクラウド管理の場面です。
例えば、Drop-BOXやグーグルクラウドなどにオフィスデータを連携しておくことで、PCやVaio Phone Bizでも素早く取り出せ、閲覧や修正などを簡単に行えるようになるところでしょう。
Vaio Phone Bizでアプリは使えるのか?
スマホというとアプリが使えなきゃ使い勝手が悪いですよね。
実際に、「AndroidはGoogle Play Store」「iPhoneはi Tunes」といったアプリをダウンロードする専用の箇所があります。
では、Windows 10 Mobile OSの場合はどうかというと、WindowsストアからLINEやEVERNOTE、楽天ショッピングアプリなど、様々なユニバーサルアプリをダウンロードでき、実際に利用できます。
ほぼスマホと変わらない使い勝手ですが、ゲームなどをよくする方は要注意です。
ゲームが無いということはありませんが、iPhoneで公開されている結構有名なゲームアプリはWindows 10 mobileでは無いということは十分にありえますので、それは注意点ですね!
Vaio Phone Bizの対応BAND
Vaio Phone BizはNTTの回線(主にLTE)や、日本国内でサービス提供を行っているソフトバンクなど通信会社が提供している周波数帯の電波がほとんど利用できます。
更に上述したようにNTTドコモのキャリアアグリゲーションにも対応しており、通信速度も最大225Mbpsと快適にインターネットを利用できます。
実際の対応BANDは、下記のとおりです。
対応BAND | |
---|---|
BAND | 周波数帯 |
バンド1 | 2.1GHz |
バンド3 | 1.7GHz |
バンド8 | 900MHz |
バンド11 | 1.5GHz |
バンド19 | 800MHz |
バンド21 | 1.5GHz |
実は、2.5GHzと800MHzでは、電波の特性上、飛ぶ距離や障害物があった時の回り込みできる性能が異なります。
高周波(2.5GHz)は直線型で遮蔽物に弱い為室内で弱くなることもあるが高速通信が可能です。その反対の低周波(800MHz)は電波自体がクネクネと曲がれるので、建物に遮られている場所であっても回り込んだり、上手にスキマをくぐり抜けて目的のところまで飛ぶ特性を持っています。
これらの特性は物理的なものなので、繋がりやすいSIMフリースマホが欲しい!と言った方は、800MHz対応のものにする必要があるのです!
※au系の格安SIM(mineo,UQ-mobile)とNTTドコモのFOMAカードは利用できません。
Vaio Phone Bizの他の特徴
Vaio Phone Bizではまだまだ更なる特徴があります。それをそれぞれご紹介します。
- Vaioならではのアルミ削り出しデザイン!
- テザリングにも対応!
- VaioPCと一緒に使うと便利!
Vaioならではのアルミ削り出しデザイン
VAIOは、シルバーのアルミボディーが特徴で、好きで利用されている方も多いかと思います。
デザイン性もさることながら、アルミならではの軽さと強靭さにより、非常に耐久性も高くなっています。
VAIO好きな方には、本当に嬉しいポイントの一つかと思いますが、アルミなだけでなく削り出しデザインです。好きな方は既にご存知の方も多いはず!
高級感がありますよね。
テザリングにも対応!
最近は増えてきましたが、Vaio Phone Bizはテザリングに対応しています。なので、PCやタブレットやプレステなどのゲーム機で利用する事も可能です。
一般的に無線LAN(WiFi)という電波を飛ばすものがあってインターネットが無線でできますが、テザリングはスマホを無線LANのように利用することができる技術です。
簡単にいうと、スマホで利用できる電波をPCやタブレットに飛ばして利用するという事です。
VaioPCと一緒に使うと便利!
Vaio Phone Bizは、Vaio PCと一緒に使う事で、非常に便利に利用することができます。
- PCで作成した資料をそのままスマホで確認できる。
- Vaio Phone BizでVaio PCがLTE内蔵かのようにテザリングできる。
- Vaio PCが電源オフでもUSB接続で充電できる。
この3つが便利な理由です。ではそれぞれ説明しましょう。
PCで作成した資料をそのままスマホで確認できる
Vaio Phone Bizに標準搭載されている「Office Mobile」を利用することで、MicrosoftのWord,Excel,PowerPoint,OneNoteを利用することができます。
クラウドやどこかに上げたデータをこれにより簡単に閲覧編集ができるようになるわけです。
Vaio Phone BizでVaio PCがLTE内蔵かのようにテザリングできる
Windows 10の「MS-TCC」という機能を使うことで、VAIO PCからVAIO Phone Bizのテザリングの操作が可能になります。
これにより、VAIO Phone Bizをカバンやポケットに入れたままでも、テザリングでのインターネット接続を開始することができるので、まるでLTE通信機能を内蔵しているかのように利用できます。
Vaio PCが電源オフでもUSB接続で充電できる
もし!VAIO Phone Bizが、外出先で充電切れになった場合。
でも、VAIO PCはまだバッテリーがあるけど電源を付けれない場所にいる。
そんな時でもUSB接続による充電が可能です。
簡単にいうと、VAIO Phone Bizの充電は、PCが電源オフ状態でも出来るという事です。
これはVaio同士だからこそできることです。
VAIO Phone Bizの特徴まとめ
VAIO Phone Bizは、この様に様々な特徴があり、特にスマホをビジネスで良く利用するや、オフィスソフトを多用して外出先でもたくさん触りたい方にとてもオススメできます。
またモニターに繋いだり、WiFi環境下でいろんな事ができるので、ビジネスシーンで使う時に効果を発揮するスマホですね。
もちろん、ふつうのAndroidやiPhoneに飽きた方が、使うにも高性能なのでオススメです。
VAIO Phone Bizで利用できる格安SIMのMVNO
さて、端末について色々と説明をしていきましたが、VAIO Phone Bizで利用できるMVNOの格安SIMをご説明します。
データ通信専用で利用する場合
基本的には、ドコモ系のLTEを利用するものであれば大丈夫です。
また、VaioオリジナルSIMもあります。
→VaioオリジナルSIMの詳細はこちら
通話ができる格安スマホとして利用したい場合
利用できるMVNOは多数ありますが、基本的にはこれもドコモ系のLTEでサービス提供しているところのみです。
- Biglobe SIM
- IIJmio
- OCNモバイルONE
- 楽天モバイル
基本的にオススメするMVNOはこの4社です。
まぁシェア率などからみてもこの4社を選べば間違いないです。
料金などについてはそれぞれのMVNOのプランによるので、各社の詳細をご覧ください。
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