格安スマホ・格安SIMの基礎知識 初心者でも分かる用語解説

格安SIMの種類

今お使いの携帯・ガラケー・スマホから、格安スマホ・格安SIMに乗り換えを検討中の方!

とにかく難しい用語の多い中で、最低限知っておきたい基本の用語をまとめました!

 

『今お使いのスマホの月額使用料金が安くなる!』
『格安スマホにしたら、安くなった!』

 

など最近よく聞くようになりましたね。

「え?何それ?」と気になるものの、とにかく意味が分からない、理解ができない専門用語が多すぎて「もうこのままでええわ・・・」ってならないために、初心者でも理解できるように簡単な解説も。

これらの用語を抑えれば、あとは「どれにしようかな~♪」とスムーズ比較検討出来るように。

あとは決めるだけです!

格安SIMの用語

1、格安スマホ (かくやすスマホ)

2、格安SIM (かくやすシム)

3、SIMカード(シム カード)

4、MVNO(エヌ ブイ エヌ オー)

5、SIMフリー(シム フリー)

6、SIMロック・SIMロック解除(シムロック・シムロックかいじょ)

7、キャリア

8、MNP(エムエヌピー)

9、音声通話SIM、データ通信SIM(おんせいつうシム、データつうしんシム)

10、データ容量

 

1、そもそも格安スマホって?

「格安スマホ」とは、言葉通り「安いスマートフォン」を指す場合と、「格安SIMカードと本体(端末)がセットになっていて費用が安くなるスマホ」を指す場合の2通りあります。

ここでは後者の「格安SIMカードと本体(端末)のセット」を指します。

 

2、じゃあ格安SIMって?

格安SIMとは、スマートフォンやタブレットに内蔵されている小さいICカード「SIMカード」を使った低価格なインターネット・通話通信サービスのことです。

 

3、SIMって何?

SIMとはSIMカードのこと。スマートフォンの中に入っている小さいICカードです。金色の電極部分に電話番号や契約情報などの識別情報が記録されています。

通話やメールなどの送受信に必要なカードで、これが装着されていなければ、通話やメールは出来ません。

このSIMカード、スマホごとにサイズが違うので取り扱い時には注意が必要です。

 

4、MVNO

「MVNO」の読み方は「エム・ブイ・エヌ・オー」。「Mobile Virtual Network Operator」の略で、日本語の「仮想移動体通信事業者」の頭文字からこう呼ばれます。ここでは簡単に「格安スマホ会社」と捉えておいていただいてOKです。

格安SIM・格安スマホを調べていくとよく目にする用語ですが、実際どのような意味なのでしょうか。

MVNOは、自分たちの会社で通信回線を持っておらず、DoCoMoやau・Softbankなど大手携帯会社の通信回線を借りて、それぞれのサービスを提供しています。MVNOの例として、CMでおなじみ「UQmobile(ユーキューモバイル」「mineo(マイネオ)」「楽天モバイル」「DMMモバイル」などがあります。

 

5、SIMフリー端末(シム フリーたんまつ)

SIMカードには端末の持ち主情報が記録されていると先述しましたが、SIMカードには制限がかけられています。これは端末を販売した携帯電話会社とSIMカードを発行した携帯電話会社が一致しなければその会社の通信回線が使えるようにはならないという仕組みのことをいいます。つまりA社が販売した端末でB社のSIMカードは使えないということになります。SIMフリーとは、この制限がかかっていない端末のことをSIMフリー端末と呼んでいます。

【追記】

「格安SIM」と「格安スマホ」はよく混同されて表現されています。ですが、格安SIMは上記で説明した通り単純にSIMカードのことで、MVNOが提供しているものを主に指します。それでは、格安スマホとは何なのか。格安スマホとは、「格安SIMを装着したSIMフリースマホ」のこと。つまり「本体(端末)の通信料金が格安である」という意味であり「端末の本体価格」が格安だという意味ではありません。“通信料金が安い”という意味で格安スマホという表現がなされています(MVNOが提供する端末と格安SIMをセットで契約した場合も含みます)。

 

6、SIMロック・SIMロック解除(シムロック・シムロックかいじょ)

先述の5、の通りSIMカードにはこれまで「端末販売会社」と「SIMカード販売会社」がセットでなければ通信回線が使えないという縛りがありました。この縛りのことを「SIMロック」といい、SIMロック解除とは、この「通信回線」と「端末&SIMカード」の関係を切り離す手続きのことを言います。SIMロック解除をすれば、利用端末がドコモ(docomo)で購入したものであっても、auの回線を利用できるというわけです。つまり、SIMロック解除という手続きは、現在契約しているスマホ会社とは別の回線を使う場合に必要になってきます。

これも電話一つで簡単に出来ますので、自分では出来ないかも?といった心配は不要です。

 

7、キャリア

「大手キャリア」や「3大キャリア」などのように使われていますが、要は通信事業者のことを指しています。この二つは「DoCoMo/au/softbankの大手3社」のことを言っていることになります。

8、MNP(エムエヌピー)

ナンバーポータビリティ、略してMNPと言われるシステムのこと。

機種変更をする際、電話番号を変えずに、電話番号そのままで他社のものに乗り換える場合に利用するシステムのこと。これをせずに機種変更してしまうと新しい端末でこれまでの番号が使えなくなってしまいます。キャリア同士共有のシステムです。A社からB社に乗り換えます、という場合には元のA社のMNP窓口に電話して「MNP予約番号」を教えてもらい、B社にその「MNP予約番号」を知らせます。電話番号は変えずに、晴れてB社に乗換えができるのです。

注意点:MNP予約番号には15日間の有効期限があります。

この手続きには所定の手数料がかかります。

共有システムとは言え、キャリアごとに手続きや予約番号窓口は違います。
(参考:MNP予約の方法 | au,docomo,ソフトバンク別に紹介

契約している内容や時期によっては、解約による違約金が発生します。
あらかじめ無料で乗り換えできる更新月を確認しておきましょう。

9、音声通話SIM、データ通信SIM(おんせいつうわシム、データつうしんシム)

いよいよ格安SIMの比較をしてみよう!となったとき、“どのMVNOにするか”という選択肢と併せて“どの料金プランにするか”が気になるところ。

携帯やスマホの料金プランを比較する際に、これまでにはなかったのが「音声通信」と「データ通信」を別々に考えるということ。電話やビデオ電話のように音声で通話ができるものは「音声通信」、メールの送受信やインターネットを楽しむ時に利用するのが「データ通信」。この二つは当然ついているものと思っていたら大間違い。格安SIM業界では、顧客のニーズに合わせてサービスを細分化して料金を抑える工夫となっているため、「音声通話専用プラン」と「データ通信専用プラン」があるということは押さえておきましょう。

「通話専用端末」として「音声通話専用プラン」で利用する人もいれば、電話はほとんどかけないから「データ通信専用プラン」でもいいという人もいるはず。ご自分の利用条件などを確かめた上で決めていきたいですね。もちろん「音声通話」と「データ通信」の両方も利用できるプランもあります。プランについては今後さらに詳しく説明していきたいと思います。

 

10、データ容量って?GBってどういう意味?

インターネット・メール・アプリなど、スマホを使う時に消費する通信の容量のことをデータ容量といいます。プランを比較するときに必ず目にします。3GB、5GBなどの表示は数が大きければ大きい程その通信できる量が多いということです。一定の期間での使用可能量ということなので、もし使い切ってしまうと通信速度が遅くなったりするなどの制限がかかることがあります。

 

今回初心者向け業界の専門用語はいかがだったでしょうか。

ここで紹介した用語を参考に、選び方次第で月額利用料が激変するという格安SIMを比較検討してみてくださいね。

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