【ソフトバンクユーザー必見】ソフトバンクから格安SIMに乗り換える手順

最近、格安SIMに注目が集まっています。

ソフトバンクユーザーの中には、毎月のスマホ料金が高くて格安SIMを検討している方もいるのではないでしょうか?

しかし、

乗り換えってなんかややこしそう・・・
手順も曖昧だけど、格安SIMに乗り換えた方がいいのかすらわからない・・・

というネガティブな印象を持った方もいるかと思います。

そこでこのページでは、ソフトバンクから格安SIMに乗り換える方法を、乗り換え後の料金なども含めてご紹介していきたいと思います。

参考になれば幸いです。

ソフトバンクから格安SIMに乗り換える5ステップ

ここでは、ソフトバンクから格安SIMに乗り換える大まかな流れをご紹介し、その後詳しくご説明していきたいと思います。

乗り換えの大まかな流れ

  1. ソフトバンクのSIMロックを解除する
  2. MNP予約番号をもらう
  3. MNP予約番号を使って格安SIMを申し込む
  4. SIMが届き次第開通手続きをする
  5. APN設定をする

1. ソフトバンクのSIMロックを解除する

まず、SIMロックを解除する必要があるのは以下の通りです。

乗り換えのタイプ SIMロック解除
SIMカードと端末どちらも換える場合 不必要
端末はそのままでソフトバンク回線系の格安SIMに乗り換える場合 不必要
端末はそのままでソフトバンク回線以外の格安SIMに乗り換える場合 必要

ほとんど不必要に見えますが、ソフトバンク回線系の格安SIMは、ドコモやauと比較してもまだまだ少ないです。

そのため、SIMロック解除をする必要がある人は一定数いると思います。

SIMロック解除はソフトバンクショップでもできますが、手数料が3,000円ほどかかってしまうため、ここではMy SoftBankでの解除方法をご紹介します。

SIMロック解除の手順

【条件】

  • SIMロック解除機能を搭載した端末であること
    ※SoftBankの公式サイトへ飛びます。
  • 端末代金を分割で支払っている方は機種購入日から101日目以降であること
  • 故障や水漏れがないこと

My SoftBankで取得

 

1. My SoftBankにログイン

2. トップページ右上の「メニュー」を選択

3. メニュー内の「契約・オプション管理」を選択

4. 画面下部までスクロールし、関連メニュー内の「SIMロック解除手続き」を選択

5. 携帯電話機の製造番号(IMEI番号)を入力し「解除手続きをする」を選択

6. Androidの場合は解除キーをどこかにメモしておいてください。
(iPhoneは不要です)

7. 「SIMロック解除方法をみる」を選択

8. 新しいSIMを入れた際の操作方法が提示されます。

9. 以上でSIMロック解除は完了です。

※解除されているか不安であれば、ソフトバンクに直接問い合わせて(TEL:157)確認することもできます。

もっと知りたい!

 

キャリアでは、それぞれ採用している通信規格や周波数帯が違っているため、SIMカードに合わせて利用制限がされています。

 

たとえば、ソフトバンクで購入した端末はソフトバンクのSIMのみで使えるようになっているので、ドコモやauのSIMを入れても作動しません。

 

これが「SIMロック」の状態です。

 

通常格安SIMに乗り換える際、この「SIMロック」を解除する「SIMロック解除」の手続きが必要なのですが、ソフトバンク回線系の格安SIMに乗り換える場合には、「SIMロック解除」は必要ありません。

 

反対に、ソフトバンク以外の回線を使っている格安SIMに乗り換える場合はSIMロックの解除が必要です。

2. MNP予約番号をもらう

現在持っている端末をそのまま使いたい場合、「MNP(Mobile Number Portability)予約番号」を取得する必要があります。

要は、”契約会社が変わっても電話番号はそのまま引き継ぐよ~!”ということです。

MNPをする際は、「MNP転出料」という電話番号を変えずに使うためのお金を支払わなければならず、ソフトバンクの場合は3,000円です。

また、MNP予約番号の有効期間は、申込日を含めて15日間です。
※有効期間内に乗り換えなければ自動キャンセルになります。

MNP予約番号は、ソフトバンクショップ・電話の2つの方法で取得することができます。

取得方法は、以下のとおりです。

ソフトバンクショップで取得する

 

お近くのソフトバンクショップに行き、「MNP予約番号を取得したい」という旨を伝えれば取得することができます。

 

契約者本人が手続きしなければならず、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類が必要です。

受付時間は、各店舗の営業時間です。

電話で取得する

 

携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口で取得できます。

 

ソフトバンク携帯電話から:「*5533」(通話料無料)

一般電話から:「0800-100-5533」(通話料無料)

 

電話が繋がれば、ガイダンスに沿って「1」を押す。

 

暗証番号を聞かれることがありますが、分からない場合はそのままオペレーターに繋がるのを待ちましょう。

 

受付時間

AM9:00~PM8:00(無休)

MNP予約番号の取得は以上で完了です。

3. MNP予約番号を使って格安SIMを申し込む

先ほど取得したMNP予約番号を使って、格安SIMを申し込みます。

申し込む際に「MNP予約番号」を入力する段階があるので、そこで10桁の予約番号を入力すれば完了です。

後は勝手に引き継がれているため、ユーザー側で何か手続きしなくても大丈夫です。

それよりも、格安SIMを申し込む際に注意しなければならないのは、SIMカードの大きさです。

SIMには「標準SIM」「micro SIM」「nano SIM」の3種類のサイズがあります。
サイズを間違えて選んでしまうと、スマホが使えないので要注意です。

現在販売されているスマホはほとんどがnano SIMなので、nano SIMを選べばほぼ問題はありません。

しかし、iPhone4以前などの古い機種になるとmicro SIMを使用している可能性があるので、ご自身の機種に合わせて適切なSIMカードを選ぶようにしましょう。

4. SIMが届き次第開通手続きをする

申し込んだSIMは大体3日~4日ほどで届きます。

SIMが届いたら、さっそく開通手続きをしましょう。

手続き方法は、以下の通りです。

1. まず、SIMカードと使用する端末を用意し、SIMカードを台紙から取り外します。

2. SIMピンを使ってSIMトレイを引き出します。(かなりグッと押します)
※SIMピンがない場合は、安全ピンや針などでも代用できます。

3. 新しいSIMカードをSIMトレイに入れます。

これで、新しいSIMを挿入できましたね。

ちなみに、ソフトバンクで契約していたSIMカードは返却しなくても大丈夫です。

5. APN設定をする

APN(Access Point Name)設定とは、スマートフォンなどの端末でデータ通信を行う際に必要な設定です。

「APN設定」と聞くと難しい感じがしますが、実際にやってみると案外簡単です。

APNの設定方法は以下のとおりです。

【Androidでの設定】

 

ホーム画面のアプリ一覧から「設定」を選択

設定アプリの中の「その他」を選択

「モバイルネットワーク」を選択

「データ通信を有効にする」にチェック

「アクセスポイント名」を選択

「新しいAPN」もしくは「+」を選択

申込み済みの格安SIMのAPN設定値を入力

(SIMカードと一緒に封入されている説明書に記載)

APNの選択で、申し込んだ格安SIMを選択する

APN設定完了

【iPhoneでの設定】

 

Wi-Fiに接続する

APN構成プロファイルをダウンロード

(SIMカードと一緒に封入されている説明書に記載)

プロファイル画面が表示されたら「インストール」を選択

iPhoneを起動する際に入力しているパスワードを入力

警告画面で「インストール」を選択

もう一度「インストール」を選択

インストール完了画面で「完了」を選択

APN設定完了

ソフトバンクを解約する際にチェックするべきこと

端末の残債

端末を分割払いにしていて2年経っていないけど、格安SIMに乗り換えたい!という方もいますよね。

その場合、解約した後、そのまま「分割払い」か、残債を一気に全額支払う「一括払い」か選択することができます。

MNP予約番号を取得する際に「残債の金額」と「支払い方法」を聞かれるので、そこで答えれば大丈夫です。

注意

 

毎月のスマホ料金は、2年契約を条件に割引されています。

 

明細には、あたかも端末代から割引されているかのように記載されているのですが、実際は端末代ではなくソフトバンクのプランから割引されています。

 

しかし、2年間ソフトバンクで契約し続ければ実質の端末が半額程度に見えるように記載されているため、解約後に割引が適用されないと、損をしている気分になることがあります。

 

しかし、それが本来支払うべき料金なので、正確に言えば損ではありません。

キャリアのメールをどこに登録しているか

普段からフリーメールなどを使用している方は問題ありませんが、「@i.softbank.jp」のソフトバンクメールは解約すると使えなくなります。(UQモバイルとY!mobileを除く)

メールアドレスの提供がある格安SIMもありますが、キャリアのメールをメインで使用して色々なサービスに登録している方は、フリーメールなどに乗り換えておきましょう。

メールアドレスの提供がある格安SIMはこちら↓

格安SIM(MVNO) メールアドレス
楽天モバイル @rakuten.jp
OCNモバイルONE @×××.ocn.ne.jp
BIGLOBE @×××.biglobe.ne.jp
IIJmio @IIJmio-mail.jp、@miomio.jp
mineo @mineo.jp
NifMo @nifty.com
UQモバイル @uqmobile.jp
ワイモバイル @ymobile.ne.jp

更新期間&締め日

更新期間以外で解約すると、9,500円(税抜)の解約金がかかります。

さらに、「ホワイトプラン」と「パケットし放題for 4GLTE」以外のプランは、日割りが適用されないため、締め日から1日でも遅れると満額請求されます。

少しでもお得に解約するために、更新期間と締め日の確認は必須です。

確認方法は以下のとおりです。

更新期間の確認

1. My SoftBankにログイン

2. トップページの「契約・オプション管理」から確認

更新期間に変更がない場合は自動で再度2年契約になるため、できればこの期間内で解約するようにしましょう。

ただ、更新期間がだいぶ先の場合は、解約金を支払ったとしても格安SIMに乗り換えた方がお得な場合もあります。

更新期間まであとどのくらいあるのかを確認した上で、今乗り換えるべきか検討するといいでしょう。

締め日の確認

1. My SoftBankへログイン

2. メニューから「料金・支払い管理」を選択

3. 請求先情報の「請求締日」で確認

この場合は締め日が10日(当月11日~翌月10日)なので、もし1日遅れで11日に解約してしまうと、1日しか使用していないのに1ヶ月分の料金を支払うことになります。

締め日まで遠い場合は、もう少し使ってから解約するなどの工夫をして、できるだけお得に解約しましょう。

ソフトバンクair・ソフトバンク光などの契約

ソフトバンクairやソフトバンク光を契約している場合、スマホをソフトバンクにすることで「おうち割光セット」という割引きが適用されています。

しかし、ソフトバンクを解約する場合、ソフトバンクairやソフトバンク光を契約するメリットはあまりありません。

Wi-Fiや電気とのセット割プランが用意されている格安SIMもあるので、セット割以外のメリットを感じていないのであれば、スマホと一緒にWi-Fiや電気も乗り換えも検討してみてもいいでしょう。

格安SIMとソフトバンクの違いと注意点

超ヘビーユーザーのためのプラン

ソフトバンクには、「ウルトラギガモンスター」という毎月50GBのデータ量を使えるプランがあり、一人で使用した場合月額6,480円です。

さらに、YoutubeやInstagramを含む対象サービスではデータ量にはカウントされないという、ヘビーユーザーには夢のようなプランです。

残念ながら、格安SIMで50GBのプランがあるのは、代表的なものでイオンモバイルとexciteモバイルの2社しかありません。

また、2社とも月額1万円を超えています。

App Passのようなサービス

ソフトバンクユーザーなら大抵の人は知っている「App Pass」

月額370円(税抜)で、モンスターストライクなどの課金制ゲーム系アプリや学習系アプリなどが取り放題になります。

全て活用すれば、総額5万円相当もお得になると言われており、メリットを最大限享受している方も多いのではないでしょうか?

対して格安SIMには、「アプリ超ホーダイ(月額360円)」というサービスを提供している格安SIMもあります。

内容はApp Passと同じですが取れるアプリが違うため、App Passでは取れたのに!とならないよう、それぞれに対応しているアプリを確認しておくといいと思います。

⇒ App Passのラインナップ
※ソフトバンクの公式サイトへ飛びます。
アプリ超ホーダイのラインナップ
※SOURCENEXTの公式サイトへ飛びます。

格安SIMに乗り換えるとこんなに安くなる

では、ソフトバンクから格安SIMに乗り換えると、どのくらい安くなるのでしょうか?

ソフトバンク本家と、ソフトバンク回線系の格安SIMの料金を比較してみました。

携帯会社 1GB 3GB 5GB 10GB
SoftBank 2,980 6,480 7,480
LINE
モバイル
500 1,690 2,220 3,220
mineo 1,950 3,570
QTモバイル 1,140 1,240 2,940
U-mobile 1,580 1,980

かなり安くなることが分かると思いますが、ソフトバンクには「ウルトラギガモンスター」という50GBまで使えるプランがあります。(しかも、なぜか5GB使うよりも50GBを契約する方が安い。)

あまりデータ量を使わない人であれば格安SIMは魅力的ですが、テザリングを頻繁にする、動画をよく見るなどのヘビーユーザーにとっては、ソフトバンクのままでいた方が結果的に安く済む可能性があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最後に、これまでのポイントをまとめていきたいと思います。

  • 端末はそのままでソフトバンク回線以外の格安SIMに乗り換える場合、SIMロック解除が必要
  • SIMロック解除は、端末購入日から101日目以降から可能(割賦払いにしている場合)
  • MNP転出料は3,000円、有効期間は申込日を含めて15日間
  • 格安SIMを申し込む場合は、SIMの大きさに注意する(ほとんどnano SIM)
  • ソフトバンクを解約する際は更新期間と締め日をチェック
  • ヘビーユーザーはソフトバンクのままの方がお得

このページで、更新期間と締め日に気をつければ、案外簡単に乗り換えることがお分かりいただけたかと思います。

格安SIMに乗り換えることで毎月のスマホ代は半額以下に下がりますが、一方、50GBくらい使用するヘビーユーザーであれば、ソフトバンクの方が料金面でもサービス面でもお得です。

ご自身のニーズに合わせて、最適な選択をしてくださいね。

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