格安SIMの中でも人気の高いUQモバイルとmineo。
どちらもコマーシャルでよく見ますが、結局どっちがいいの?と思ったことはありませんか?
この記事では、UQモバイルとmineoの違いを6つの項目から解説し、それぞれどういうユーザーに向いているのかお伝えしていきたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
【料金比較】最安値で契約したいならmineoのAプラン
まずはじめは、「月額料金」の比較です。
結論から申し上げますと、mineoの方がちょっとおトクです。
では、両者の料金プランを表で比較してみましょう。
ここでは、音声通話つきSIMのみを比較していきたいと思います。
音声通話SIM | 3GB | 10GB | 20GB | |
---|---|---|---|---|
mineo | Aプラン | 1,510円 | 3,130円 | 4,590円 |
Dプラン | 1,600円 | 3,220円 | 4,680円 | |
Sプラン | 1,950円 | 3,570円 | 5,030円 | |
UQモバイル | 1,980円 | 2,980円 (9GB) |
4,980円 (21GB) |
※共通もしくは近いデータ量のみを比較しています。
一番安い料金を青文字にしているのですが、こうして見るとmineoのau回線(Aプラン)がおトクに契約できそうですね!
逆に、ソフトバンク回線(Sプラン)は少し割高になっています。
また、UQモバイルのプランM(9GB)は1GB少ないので正確な比較ではありませんが、mineoよりも低い料金設定となっています。
【通信速度比較】mineoよりUQモバイルの方が圧倒的に速い
2つ目は、「通信速度」です。
おそらく、格安SIMを選ぶ上でかなり重視するポイントではないでしょうか?
では、さっそく両者を比較していきましょう。
以下は、UQモバイルとmineoそれぞれ24時間分の速度をグラフにしたものです。
【条件】
参考サイト:通信速度計測
日時:2018年12月5日(水)
一般的に、インターネットを快適に使える速度が10Mbpsと言われているため、10Mbpsのラインに赤線を引いています。
ご覧のとおり、UQモバイルは全ての時間帯において10Mbpsを超えているため、キャリア使用時と変わらない速度でインターネットが使えるでしょう。
対してmineoは、8:00~8:30、12:15~13:00、17:30~22:00などの回線が混み合う時間帯の通信速度がガクンっと落ちてしまっています。
職場にWi-Fi環境が整っていたりポケットWi-Fiを持っていれば気にならないかもしれませんが、mineoの通信だけに頼ると”ランチのお店が調べられない!”ということも起こり得ます。
そのため、通信速度を重視するなら、間違いなくUQモバイルにした方がいいでしょう。
UQモバイルはサブブランドなので通信速度が速い
グラフを見て、”同じ格安SIMなのに、通信速度が違いすぎるじゃないか!”と思った方もいるかもしれませんね。
しかし、UQモバイルとmineoで通信速度に大きな差が出てしまうのは仕方のないことなのです。
なぜかというと、UQモバイルはauのサブブランドという立ち位置で、厳密に言うと格安SIMではないからです。
分かりやすく表すと、こんな感じです。
(料金安い ⇔ 料金高い)
格安SIM < サブブランド < キャリア
(速度遅い ⇔ 速度速い)
格安SIM < サブブランド < キャリア
料金面でも速度面でも、キャリアと格安SIMの間に入るのがサブブランドと覚えておけばいいでしょう。
ちなみに、現時点でサブブランドはUQモバイルとY!mobileのみです。
【かけ放題プランの料金比較】5分以内の通話ならUQモバイル、5分超えならmineo
UQモバイルには、「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」というプランがあり、どちらにも通話プランが含まれています。
「おしゃべりプラン」は1回5分までの通話がかけ放題(キャリアでいう「かけ放題ライト」のようなプラン)が含まれています。
また「ぴったりプラン」には、契約するデータ容量に応じて合計60分~180分までの通話がかけ放題になります。
既にかけ放題プランが含まれているため、仕事上よく電話をする方にはかなりおすすめです。
対して、mineoのプランに「かけ放題」はついていません。
そのため、よく通話をするなら「mineoでんわ 10分かけ放題(850円)」というオプションをつける必要があります。
どちらが良いかは一概に言えませんが、参考程度に、あまり電話をしないけど音声通話対応のSIMが良い場合はmineo、5分以内で収まりそうな電話を頻繁にする場合はUQモバイルと覚えておくといいでしょう。
【プラン比較】mineoの方がプランの選択肢が豊富
4つ目は「データ容量の豊富さ」です。
UQモバイルとmineoでは、データ容量の豊富さがまったく違います。
結論から申し上げますと、mineoの方が選べるデータ容量が豊富です。
では、さっそく見ていきましょう。
UQモバイルのプラン
UQモバイルのデータ容量は、以下の3つとなっています。
データ容量 | 料金 |
---|---|
プランS(3GB) | 1,980円 |
プランM(9GB) | 2,980円 |
プランL(21GB) | 4,980円 |
※増量オプション(無料)適用時のデータ容量です。
上記のとおり、3GB・9GB・21GBの3プランから選ぶ形になります。
選び方の目安はこちらです。
9GB:ネットサーフィン中心でたまに動画を見る
21GB:よく動画を見る・テザリングをする
mineoのプラン
mineoのデータ容量とそれに対応する料金は、以下のとおりになっています。
データ容量 | au回線 (Aプラン) |
ドコモ回線 (Dプラン) |
ソフトバンク回線 (Sプラン) |
---|---|---|---|
500MB | 1,310円 | 1,400円 | 1,750円 |
3GB | 1,510円 | 1,600円 | 1,950円 |
6GB | 2,190円 | 2,280円 | 2,630円 |
10GB | 3,130円 | 3,220円 | 3,570円 |
20GB | 4,590円 | 4,680円 | 5,030円 |
30GB | 6,510円 | 6,600円 | 6,950円 |
超ライトユーザー向けの500MBからヘビーユーザー向けの30GBまで、全6プランが用意されていますね。
UQモバイルに比べて、選択肢が豊富です。
”毎月データ量が余ってしまう”、もしくは”若干足りない…”という方は、自分にちょうど合ったプランを選べるmineoがおすすめです。
【SIMカードとセット購入できる端末比較】最新端末を手に入れたいならmineoにすべし
5つ目は「スマホの種類」です。
端末とSIMカードをセットで購入するとよりおトクになるため、できれば欲しい端末がある格安SIMで契約したいですよね。
ということで、それぞれが取り扱っている端末も比較していきましょう。
現時点で(2018年12月27日)UQモバイルが10種類、mineoが15機種の機種を取り扱っています。
見てのとおり、mineoの方がHUAWEIシリーズやZenfoneシリーズなどの最新機種を取り揃えていますね!
対して、UQモバイルはそもそもの取り扱い数が少ないため、選択肢も少なくなっています。
欲しい端末がない場合、SIMフリー端末を購入してSIMカードだけを契約するということもできますが、その際は端末セットキャンペーンなどのメリットを享受できないので注意しましょう。
【サービス内容の比較】顧客サポートNo.1のmineoが優勢
最後は、「店舗数」です。
契約した後何かトラブルが起きたときに、面と向かって話すことができるメリットは大きいですよね。
基本的に格安SIMは、低価格を実現するために店舗を構えていないことが多いのですが、mineoやUQモバイルはちゃんと実店舗も構えています。
2018年12月時点で、mineoは11店舗・UQモバイルは100店舗を構えています。
店舗の場所はそれぞれの公式サイトから確認することができます。
→ mineoショップの場所を確認する
→ UQスポットの場所を確認する
まとめ
今回は、UQモバイルとmineoを6項目から比較しましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に、それぞれ向いている人を確認していきましょう。
料金よりも速度を重視するならUQモバイル
”少し高くても、速度が速ければいい”という方は、UQモバイルに向いています。
UQモバイルの月額料金は、mineoと比較すると少し高くなりますが、その分キャリアと比較しても申し分ないくらいの通信速度が出ます。
すべての時間帯で快適にネットを使えるため、”これが格安SIM?”と驚くでしょう。
ただし、取り扱い端末はかなり少ないため、欲しい端末はAmazonなどのECサイトで購入しましょう。
最新の端末をおトクに契約したいならマイネオ
”HUAWEIシリーズやZenfoneシリーズなど、最新の端末を持ちたいけど月額料金も安くしたい”という方は、mineoに向いています。
通信速度面である程度の妥協が必要ですが、家や職場のWi-Fi環境が充実しているのであれば全く問題ないと思います。
ちなみに、mineoのSプラン(ソフトバンク回線)はあまりメリットがないため、契約するならDプラン(ドコモ回線)かAプラン(au回線)にしましょう。
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